気象庁検定

株式会社三王の精密型気圧計は気象庁検定適合品

政府機関または地方公共団体が気象観測を行う場合(研究や教育のための観測を除く)、又はそれ以外の方が観測の成果を発表するため、 あるいは災害の防止に利用することを目的として気象観測を行う場合には、正確な観測、観測方法の統一を確保するために、一定の構造・ 性能を有し、観測精度が維持された気象測器を使用する必要があります。

 この気象測器(温度計・気圧計・湿度計・風速計・日射計・雨量計・雪量計〔検定対象測器)は、 観測に適したものであるかの検査である「検定」に合格したものでなければなりません。(気象業務法第9条)観測精度が維持されていない気象測器により観測された誤った値が利用されると、災害の予防などに遅れや過ちを生じ、 社会的混乱を引き起こすことにもなりかねません。 このため、気象測器は、検定に合格したものを使用することが求められています。

検定は、その気象測器の種類に応じて材料、部品及びその組み合わせなどが適切であるかを調べる「構造検査」と個別の精度を調べる「器差検査」の2種類の検査を行います。また、気象庁があらかじめ構造・性能を検査し、「型式証明」をした気象測器(型式証明測器 については、「構造検査」を省略することができます。 これらの検査は、気象測器毎にそれぞれ定められた検定の合格基準に沿って行われます。
つまり、気象庁検定に合格できるのは、気象庁のお墨付きを頂ける、優れた測器だけになります。


株式会社三王は気象庁認定の認定測定者

検定の実務は、気象庁長官の登録を受けた登録検定機関(現在、(一財)気象業務支援センターが登録されている)が行っています。

 検定を受けるには、登録検定機関に気象測器を提出する方法と、型式証明を受けている気象測器については、気象庁長官が認めた測定者(認定測定者)が、自らの検査設備で器差の測定を行い、測定結果報告書を登録検定機関に提出する書類審査による方法とがあります。株式会社三王は、登録検定機関に代わって、アネロイド型気圧計及び電気式気圧計の器差測定を行うことができます。